株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:髙橋樹人)が運営する不動産のお悩み解決サイトURUHOME(ウルホーム)では、不動産投資経験者を対象としたアンケート調査を実施しました。

今回は「戸建賃貸投資」を始めたきっかけや失敗例について、他の不動産投資家がどうだったのか、気になる調査結果を発表します。

【データの引用・転載についてお願い】

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開しているURUHOME(ウルホーム)のURL( https://uruhome.net/detachedhouse-investment/)へのリンク設置をお願い致します。
弊社への掲載許可は不要です。

【調査概要】

〇調査対象-「不動産投資を行っている」と回答した不動産投資家
〇有効回答数-266名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年6月3日~6月6日

  1. 賃貸戸建て投資はしてますか?
  2. 戸建賃貸投資を始めたきっかけは?
  3. 戸建賃貸投資の失敗例は?
  4. まとめ

1.賃貸戸建て投資はしてますか?

不動産投資家に質問・一戸建て投資はしていますか?
はい 44名(16.5%)
いいえ 222名(83.5%)
※n=266(266名。単一回答)
不動産投資家に質問・一戸建て投資していますか?(n=266・単一回答)

不動産投資経験者に戸建賃貸投資の経験を質問したところ、およそ6人に1人(16.5%)が戸建賃貸投資を経験しているという結果が出ました

最も多かった1棟アパート(74名)に次いで2位となっています。

戸建賃貸投資に続いて3位「ワンルーム区分マンション(37名13.9%)」4位「1棟マンション(35名13.1%)」が僅差で追随し、少し離れて5位「駐車場(24名9.0%)」という結果になっていました。

戸建賃貸投資の魅力は?

戸建賃貸投資が一定の人気を誇る理由は、管理のしやすさと入居者の許容範囲が広いことと考えられます。

集合住宅に比べれば隣戸との距離が保たれていることから使い勝手がよく、比較的周囲に迷惑をかけず快適に暮らせるため、入居者の高い定着率が魅力です。

駐車スペースがあれば立地にもそこまでこだわらずに済みますし、立地が多少悪くても集客しやすいでしょう。
また基本的に一戸一世帯なので、こまめで柔軟な対応が可能な点も安心材料と言えます。

一方で戸建賃貸投資にはリスクも

戸建賃貸投資はメリットが多い一方で、デメリットやリスクも見逃せません。
一戸一世帯なので、入居者がいないと空室率100%=収入がゼロになる不安定さがあります。

経営に裁量が大きい一方で全責任を負わねばならず、区分所有物件のような気楽さは期待できないでしょう。
新たに戸建賃貸投資を始める方は、そのあたりも踏まえておくのがおすすめです。

2.戸建賃貸投資を始めたきっかけは?

戸建賃貸投資を始めたきっかけは?
1位:副収入が欲しかった(27.2%)
2位:物件を相続等した(25.0%)
3位:不動産経営に興味があった(15.9%)
4位:親戚や友人に勧められた(6.8%)
4位:相続対策として(6.8%)
6位:自己住居の確保(4.5%)
6位:税金対策として(4.5%)
その他(9.3%)
※n=44(44名。単一回答)
戸建賃貸投資を始めたきっかけは?(n=44・単一回答)

戸建賃貸投資を始めたきっかけとして最も多かったのは、やはり副収入でした。

「不労収入があれば老後の資金になると思った。(40代・男性)」というコメントもあるように、いざという時の資金やご褒美代など、収入源を複数持つのは大きな安心材料ですね。

一方で僅差の2位は物件を相続したという受動的な理由となっています。

「相続したのがきっかけです。(50代・男性)」というコメント通り、相続という人生の大きな節目が不動産投資の背中を押すことも少なくないでしょう。

受動的な理由が4割以上

2位「相続等」4位「勧められた」に加え、4位「相続対策」6位「税金対策」など、受動的な理由で戸建賃貸投資を始めた方が4割を超えていました。

下位2つは自ら対策しているぶん積極性が見られるものの、必要に迫られて不動産投資を始めている点では受動的と言えるでしょう。

そして、いざ不動産投資を始めてみても、元々の動機が弱いため、物件を持て余してしまうため行き詰るケースも少なくありません。

「ネットや 知人のおかげで良きアドバイザーに知り合うことができた。(40代・女性)」というコメントもあるように、悩みは一人で抱え込まず信頼できるパートナーやアドバイザーを見つけることで、困難な状況も乗り切っていけるでしょう。

戸建賃貸投資で自己住居を確保する方法は?

少数派ながら気になったのが6位「自己住居の確保」。1棟物件ならよくありますが、戸建に自分で住みながら、入居者に間借りさせる昔ながらのスタイルはお互いに嫌ですよね。

考えられるのは完全分離型の二世帯住宅を建てて、一世帯に入居者を迎えれば、お互い干渉せずにすみます。
賃料収入を返済の足しに充てるスタイルも、一定の人気があるようです。

3.戸建賃貸投資の失敗例は?

一戸建て投資の失敗例は?
1位:失敗したと思ったことはない(36.1%)
2位:修繕費がかさんで経営を圧迫(23.4%)
3位:リフォーム費用高くコスパ悪(12.7%)
4位:家賃や賃料の滞納で回収困難(8.5%)
5位:空室が多く収益が上がらない(6.3%)
6位:税金負担が重くて困っている(4.2%)
6位:自力で管理できず大変だった(4.2%)
8位:借入が多すぎて返済が苦しい(2.1%)
8位:物件価格が下落して損失発生(2.1%)
その他(0.4%)
n=47(44名。複数回答可)
一戸建て投資の失敗例は?(n=47 回答者数44名。複数回答可)

戸建賃貸投資を始めた投資家はどんな失敗をしているのか?

調査したところ、最も多いのは「失敗したと思ったことはない」で1/3以上でした。
失敗として最も多いのは修繕費で、4~5人に1人が悩みを抱える結果となっています。

特に新築物件で不動産投資を始める方は、建物が劣化したり災害に見舞われたりと言った事態を想定していない方が少なくありません。

不動産投資は短くても数年、長ければ数十年数世代にもわたる中長期的な資産運用になりますから、子や孫の代まで見据えた計画が大切です。

厄介な家賃・賃料の滞納

修繕費やリフォーム費用はある程度自分でコントロールできますが、厄介なのが自分でコントロールできない滞納問題。

払いたくても経済的に困窮して払えないという方なら、誠実な話し合いで支払い計画を立てていけますが、踏み倒す気満々の入居者は手に負えません。

話し合いで解決できなければ法的手段も視野に入れなければならず、物理的に逃げ出された日には連絡をとることすら大変です。

「夜逃げをされたこと。 連絡を取るのが難しかった(50代・女性)」というコメントもあり、日ごろからの信頼関係を構築しておく必要性が痛感されます。

法的手段に訴えるにしても膨大で煩雑な手続きを要するため、可能な限りそうならない方を入居者に迎えたいところです。

4.まとめ

今回は不動産投資家266名を対象としたアンケート調査結果を発表・考察してきました。
戸建賃貸投資はシンプルながら奥が深く、単に副収入が欲しいだけでなく不動産経営に興味がある方に適した物件と言えるでしょう。

今後も不動産に関する様々な視点からアンケート調査を実施し、調査結果を報告してまいりますので、不動産投資に挑戦する皆様のご参考になれば幸いです。

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■株式会社ドリームプランニングについて

株式会社ドリームプランニングは「横浜から世界一を目指す」「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」社是にのっとり、負動産再生を通じて日本の社会課題に取り組んでいる不動産ベンチャーのパイオニアです。

■会社概要

社名   :株式会社ドリームプランニング
所在地  : 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜ビル10F
電話番号 :045-641-5480
代表者  : 代表取締役 髙橋樹人(たかはし たつひと)
設立   : 2005年7月
URL   : https://dream-plan.com/