株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:髙橋樹人)が運営する[底地・再建築不可・市街化調整区域・共有持分の買取|(ウルホーム)[では、時事問題や社会情勢に興味関心を持つ方(有効回答数:500名)を対象にアンケート調査を実施しました。
今回は「不登校」をテーマに行った独自調査の結果を発表します!
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開している当サイト[底地・再建築不可・市街化調整区域・共有持分の買取|URUHOME(ウルホーム]]のURL(https://uruhome.net/futoukou-dousuru/)へのリンク設置を必ずお願い致します。
弊社への掲載許可(連絡)は不要です。
【調査概要】
〇調査対象-「時事問題や社会情勢に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-500名
○回答性別-女性265名/男性235名
〇回答年齢-20代71名/30代141名/40代168名/50代86名/60代31名/70代以上3名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年8月19日~8月25日
【過去最多となった不登校】
小中学校の不登校児童生徒数が29万人となり過去最多となりました。
文部科学省は2023年10月4日、「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果を公表し、調査結果によると、小・中学校における不登校児童生徒数は299,048人(前年度244,940人)であり、前年度から54,108人(22.1%)増加し、過去最多となりました。
そこで、今回我が子が不登校になったらどうするか聞いてみました。
もし我が子が不登校になったら受け入れられますか?
我が子が不登校になった場合、「受け入れる」と答えた方が75%、「受け入れない」と答えた方が6.4%、「どちらとも言えない」と答えた方が17.0%となりました。
次に、我が子が不登校になった場合どうするか、「受け入れる」「受け入れない」の回答別に聞いたところ以下のような結果になりました。
もし我が子が不登校になったらどうしますか?
【予備知識】不登校とは
文部科学省によると、不登校とは「学年中に連続、または断続的に30日以上学校を休んでいる」「心理的、情緒的、身体的、社会的な理由や背景により学校への通学が困難」な状態を言います。
1位は「転校を検討する」25.0%
★ 1位:フリースクールを含め転校を検討する 125/500名(25.0%) ★
もし我が子が不登校になったら、環境を大きく変えるのも打開策として有効かも知れませんね。
<1位コメント>
「無理に嫌がっている学校に通学させて命を絶つような選択をさせるくらいなら、「逃げる」ことも選択肢の一つだと考えその子にあった環境を考える必要がると思う。フリースクールも当然検討したい。(30代・女性)」
「自分が集団生活に馴染めない子供だったので、出来るだけ理解を示してあげたい。(20代・女性)」
「私の甥っ子も、おそらくいじめが原因で今では通信制の学校に通っています。通信制に通いだしてからは、むしろ心の平穏を取り戻したかと思います。学校側は全国で不登校が増えている事実を重く捉え、対策を講じるのが大事かと思います。(30代・男性)」
「学校以外の学習の場、交流の場がもっと選択できるようになればいいと思う(20代・女性)」
「合わないときはどうしようもないし、フリースクールや通信教育などの選択肢があっていいと思う。(40代・男性)」
学校での人間関係が不登校の原因となっている場合には、フリースクールや通信教育などで教育を受けるなど、選択肢は多岐にわたります。
2位は「勉強はさせる」23.4%
★ 2位:学校に行く代わりの勉強をさせる 117/500名(23.4%) ★
学校へ行きたくなければ行かなくてもいいが、社会へ出た時に困らないよう、勉強はしっかりさせるという意見も多くありました。
<2位コメント>
「子どもの意思を最大限尊重し無理に行かせることはしないです。現代ではインターネットも発達しており勉強できる環境が整っているので、きっちりと勉強さえしてくれればいいと考えています。(50代・男性)」
「学校教育にそれほど重きをおいてないです。ただし、教育自体は必要です。(30代・男性)」
「どこで勉強しようが問題ないと思います。ただ、社会性について学ぶ機会を別に用意する必要があると思います。(20代・男性)」
「不安はあるが、話し合い、子どもの意見を尊重する。ただ自堕落に生活するのではなく、すべき事はしっかりするようにしたい(40代・女性)」
勉強自体は自宅でも可能ですが、対人関係や社会性を学ぶ機会も別個に工夫する必要があるでしょう。
3位は「原因を徹底究明&解決」16.0%
★ 3位:原因の徹底究明&解決に努める 80/500名(16.0%) ★
物事(結果)には必ず原因があり、原因の究明なくして不登校の解決は難しいものです。
<3位コメント>
「妻と一緒に、徹底的に原因究明に努めます。(40代・男性)」
「不登校に急になるわけではなく、毎日子供を見ていれば変化や気づきが必ず現れます。そのサインを見過ごしてしまった親の責任は大きいと思う。しっかりと、現実と向き合い原因究明して、対策をとる。(40代・女性)」
「自分が子供の時は虐めを受けていても、嫌々行っていた。無理に登校して自殺するくらいなら、家にいてやれることをやらせたい(40代・男性)」
「最近では不登校が増えているのが現実で自分の子供がそうなった場合には子供と話し合いして子供と一緒に解決していけば子供の成長にもつながると思う。(20代・男性)」
「生きていてくれるだけでありがたいが、今後のために行動はしたい(30代・女性)」
なぜ不登校になったのか原因を究明し、よりよい形での解決を目指していきましょう。
ただし子供も言いにくいことがあるため、焦らず腰を据えて取り組む姿勢が必要となります。
4位は「ケースバイケース」14.6%
★ 4位:ケースバイケースで対応する 73/500名(14.6%) ★
不登校の原因によって、その対策が変わってくるのは当たり前です。まずは子供がどんな悩みを抱えているのか、しっかり向き合っていきましょう。
<4位コメント>
「学校だけが人生のすべてではない。出来る限り本人の考えを聴いてから対応していきたい。(50代・女性)」
「あまり本人のストレスにならない形での解決が望ましい。(40代・男性)」
「明らかに学校側や他の生徒に問題がある場合、話し合いをして是正を求める。……子どもの発達の影響で不登校の場合は専門家に相談が必要だと思う。(30代・女性)」
「まずは反省すると思います。不登校になってしまうまで言い出せない状況を作ってしまったことに対して謝罪します。そこからしっかりと話を聞き、解決に向けて動きます。(20代・女性)」
「原因は出来るだけ把握に努めた方が良いと思いますが、解決のために何かを強要するような行為は避けるべきと考えます。(50代・男性)」
コメントにもある通り、解決を急ぐあまり子供にストレスを与えすぎたり、何かを強要したりするのは得策ではありません。
5位は「本人に任せる」7.2%
★ 5位:行きたくなるまで本人に任せる 36/500名(7.2%) ★
自分の人生は自分で決める。たとえ我が子であっても、その意思決定は最大限に尊重するという意見も多く出ていました。
<5位コメント>
「なぜ行きたくないのか、理由にもよるかもしれないけれど、そこにはこどもの成長のカギがあると思うから、助言すること、見守ることは大切だと思います。(30代・女性)」
「自分も不登校だった時期があったので子供の気持ちに寄り添いたいと思う(20代・女性)」
「私も短い期間不登校を経験していて、卒業している。本人の気持ちに任せた方が上手くいくように思います。(50代・女性)」
「不安にはなると思うし、待つのもつらいが、自殺せずに「学校にいけない」と言ってくれたことにまずは感謝する。(40代・女性)」
「基本本人の自由だと思う。ただし責任も自分(40代・男性)」
「本人が選んだのであれば、最下層の人間も世の中には必要(50代・男性)」
しかし自分の人生は自己責任とは言うものの、まだ知識も経験も不足した状態で「お前が選んだのだから、最下層で生きろ」というのもいささか酷には感じます(そもそも不登校=社会の最下層とは限りません)。
不登校児の増加原因は?
不登校が増えた原因は何でしょうか。一概には言えないと思いますが、皆さんの意見を調査しました。
1位は「いじめが増えたから」34.2%
★ 1位:いじめが増えたから 171/500名(34.2%) ★
不登校が増えた原因として、いじめが増えたことを挙げる意見が最多でした。
<1位コメント>
「いじめが悪質になっていることが原因だと思います。(50代・男性)」
「ある種のコミュニケーション障害がある子どもは実感としても増えてきていて、攻撃対象になってしまう。それに耐える力も今の子どもは少なくなっている気がしますし、いじめの種類もオンラインを使って教師や親の目に触れないところで陰湿に行われることが多いように思います。それによって行き場を失ったと感じてしまう子も多いんじゃないでしょうか。(30代・女性)」
「学校にいじめがあったら、どんなにしっかりした子でも、学校に行けなくなる場合があると思う。(60代・女性)」
「今はSNSなどを使ったいじめも増えているので、不登校になる児童が増加するのも納得できます。(40代・男性)」
「寛容さのない社会になっているせいだと思います。(40代・女性)」
社会に寛容さがなく、何かあれば他人を攻撃しようとギスギスしている感は否めません。
2位は「親の甘やかしすぎ」27.4%
★ 2位:親が甘やかしすぎたから 137/500名(27.4%) ★
親が子供を甘やかすから不登校になるのだ……そんな意見も出ています。
<2位コメント>
「叱られ慣れていない子が増えたと思う。(30代・女性)」
「精神的に未熟な子どもが増えることで精神的に比較的成熟している子どもが不登校になり得るかと思います。(20代・男性)」
「やらなければいけないことを嫌でもこなすということは大人になってからも必要な事なので逃げないで欲しい。(40代・女性)」
「不登校児の増加は、親にも責任があるように感じる。過保護だったりするのが大きいような(50代・男性)」
「昔に比べると自分の子供に甘い親が増えたと思うので、わがままになり人をいじめる子も増えたのかなと思う。(30代・女性)」
甘やかされた本人が不登校になるだけでなく、甘やかされたワガママな子供たちに振り回された子供が疲弊してしまうケースもあるでしょう。
3位は「学習障害等の増加」26.4%
★ 3位:学習障害等の子供が増えたから 132/500名(26.4%) ★
不登校が増えた原因として、知能面の障害を指摘するコメントも出ています。
<3位コメント>
「増えたというよりは可視化されるようになった。(30代・男性)」
「障害がある子たちのケアをもう少ししてほしいです(30代・女性)」
「色んな家庭環境があるので、原因は様々ですが、学力問題は深刻だと思います。じっとできない子も増えてる気がします。(40代・女性)」
「少しでも障害があれば学生生活において過ごしにくと思うし、いじめにもあいやすいと思う(30代・女性)」
「昔は昔で、学校に適応できない子どもを無理やり学校に行かせていた弊害があったと思います。現在は、子供の適応障害への理解が進んできたのだと前向きにとらえて、よりよい解決策を見つけられるとよいと思います。(40代・女性)」
ひとふた昔前であれば「ボンクラ」「うすのろ」等で片づけられていたところ、各種障害に対する理解が深まったために問題が可視化されたとも言えるでしょう。
4位は「協調性の欠如」24.8%
★ 4位:協調性のない子供が増えたから 124/500名(24.8%) ★
不登校が増えたのは、子供たちに協調性がないからだ。そんな意見も出ていました。
<4位コメント>
「ネットやSNS・デジタル化の影響で、ウチラの時(昭和時代)よりイジメが陰湿になっているのでは?と感じます。子は親の背中を見て育つと言いますので、子供達の親御さんも「それなり」なのでしょう。(40代・男性)」
「学力向上のみに目を向け、子供のモラルを育てていない親が多い。というか、モラルが欠如した親が多い。自分を客観視し反省せず、失敗は全て他人のせい。反省しない人生はいずれつまずく。(40代・女性)」
「悪い事を悪い事だと感じる子供が少なくなっていると思う。思いやりなど優しい気持ちを小さなころから親が教えないといけないと思う。(50代・女性)」
「いじめっ子とそれに迎合する教師がのさばっていることが原因だと思う。(30代・男性)」
「親も子供もわがままな人が増えた為ではないか?(40代・男性)」
協調性がないから集団生活になじめず、不登校になる子供だけではありません。
協調性のない子供たちに振り回されたり虐められたりして疲弊する子供が不登校になるケースも考えられます。
5位は「無気力な子供の増加」23.8%
★ 5位:無気力な子供が増えたから 119/500名(23.8%) ★
学校なんて行って何になるのだろう。そんな人生や社会に対する閉塞感が子供の気力を奪い、不登校につながっているという意見もありました。
<5位コメント>
「学校で日本の歴史、神話を教えないから、自虐史観が強く無気力になってしまうと思います。何でも手に入り物が溢れハングリー精神がないのも一因かと…(40代・女性)」
「窮屈で希望のない社会なので致し方ないと思う。(30代・女性)」
「昔は生きることに必死で、家にいるとお手伝いをさせられたり、兄弟の子守をしたりして働かないわけにいかなかったので、家よりも学校にいる方が良かった。しかし、そのために自己有用感を感じることができていた。今は生きる意味が見いだせないと思う。(60代・女性)」
「情報技術が発達したおかげで社会の暗い部分を目にする機会が今の子供には多く将来に希望が持てなくなってるのかもしれません。政治家は汚職、経済は低迷、高齢者が増えてそれを支える人口は減少の一途。そんなニュースばかりじゃ不安になって努力なんて無駄だと思い、やる気を出せる子が少なくなっているのかもしれません。(30代・男性)」
「子どもそれぞれに事情があると思うので一概には言えませんが、閉塞的な社会が問題なのでしょうか。(30代・男性)」
人生に何の目的も意味も見いだせず、ただ学校に通うのは確かに苦痛でしょう。
社会を変えるのは難しいですが、自分の人生なら努力で少しずつ変えていけることを、大人たちが示してあげたいですね。
まとめ
今回は時事問題や社会情勢に興味関心のある方500名を対象にしたアンケート調査の結果を発表してまいりました。
皆さんは不登校問題についてどう思いますか?
ドリームプランニングでは、これからも時事問題や社会情勢に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考にしてください。
■ニッチな不動産のお悩み解決サイト「URUHOME(ウルホーム)」について
URUHOME(ウルホーム) https://uruhome.net は一般的に売却が難しいニッチな不動産(いわゆる負動産)に関するお悩み解決コラムを発信するサイトです。またニッチな不動産の無料査定や売却相談も行っております。
■株式会社ドリームプランニングについて
株式会社ドリームプランニングは「横浜から世界一を目指す」「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」社是にもとづき、負動産再生を通じて日本の社会課題に取り組んでいる不動産ベンチャーのパイオニアです。
■会社概要
社名 :株式会社ドリームプランニング
所在地 : 〒231‐0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜ビル10F
電話番号 :045‐641‐5480
代表者 : 代表取締役 髙橋樹人(たかはし たつひと)
設立 : 2005年7月
URL : https://dream-plan.com/