建物を建築する際は、建築基準法上の道路に2m以上接道していなければなりません。
しかし現実には建築基準法上の道路に接道がないなどで、建替えの出来ない『再建築不可物件』が多数存在いたします。
建築基準法が制定される前の「市街地建築法」には間口の規制が無く、間口2m未満でも建物が建築できたからです。
今回は横浜・川崎・城南で再建築が出来ない物件の売却方法などについて相談可能な業者、再建築不可物件を買取り業者、最も高く売却する方法をご紹介をいたします。
著者情報
株式会社ドリームプランニング 代表取締役 高橋 樹人
著者が経営する「株式会社ドリームプランニング」では、日本全国の再建築不可物件や底地・借地などの特殊な不動産を専門的に買取りする為、多数の相談を頂いてまいりました。
当サイトURUHOMEは、私達のノウハウが不動産のお悩みを抱えていらっしゃる方々の問題解決に少しでもお役に立てればと思い、「ニッチな不動産のお悩み解決サイト」として立ち上げたものです。
再建築不可物件などお悩みの不動産がございましたら、こちらからお気軽にご相談くださいませ。
1.再建築不可物件を最も高く売却する方法
1-1.再建築不可物件の売却方法『媒介』と『買取』
再建築不可物件かどうかに関わらず不動産を売却するには、基本的に一般の方に売却する方法『媒介による売却』と、不動産業者等に直接買い取ってもらう『不動産買取』があります。
(厳密には、媒介でも不動産業者に買い取ってもらうケースもあります)
1-1-1.『媒介による売却』とは
一般的な不動産を売却する際の売却方法は『媒介による売却』です。
この方法では、不動産仲介業者と不動産の紹介してもらう契約(媒介契約)を結び、「仲介業者を通じて買主さんを探してもらう方法」で売却します。
しかし、再建築不可物件は住宅ローンを利用できないことがほとんどです。
そうすると、住宅ローンを組めないので「現金で購入するしかない」のです。
また、再建築不可である以上、建物が経年劣化により利用できなくなっても”半永久的に固定資産税等の負担”が発生します。
このような理由により一般の方には敬遠されるため再建築不可物件は売却するのが非常に難しいのです。
1-1-2.『買取による売却』とは
『買取による売却』は、その名の通り不動産買取業者に直接買い取ってもらう方法です。
しかし、再建築不可物件を買い取ってくれる不動産屋を見つけるのってかなり大変です。
インターネットで調べてもほとんど出てきませんし、不動産仲介業者を通じて買取業者を探してもらうのも意外と難しいのです。
しかし、当サイトを見た方はご安心ください。
再建築不可物件の所在が東京・神奈川の場合は、買取業者をご紹介します。
1-1-3.再建築不可物件の売却が難しい理由
再建築不可物件を売りに出したことがある方であれば分かると思いますが、あまり取り合ってくれる不動産屋さんって無いですよね。
近くの不動産屋さんを一軒ずつ回っても、インターネットで調べて一軒ずつ電話しても、真面目にやってくれるんだか、くれないんだか分からない会社が多いです。
それは再建築不可物件は売却したところで手数料も安く、売却先を見つけるのも大変なのでやりたくない不動産屋さんが多いのです。
再建築不可物件の売却は一般的な不動産の売却に比べて、苦労は2倍以上、手数料は半分以下なので「正直あまりやりたくない」大多数の不動産業者の本音です。
1-2.「再建築不可物件」を最も高く売却する方法
1-2-1.再建築不可物件を最も高く売るには
「再建築不可物件」を最も高く売る方法は「再建築不可物件を再建築可能にして一般の方に売却する」のが一番高く売れます。
そんなことは当たり前で、再建築不可物件を再建築可能にする方法を下の記事でもご紹介していますが非常に大変です。
また、一般の方でも現金で居住用や投資用として再建築不可物件を購入する方もいます。
しかし、再建築不可物件の売買を慣れていない会社にお願いすると、契約不適合責任を負うことになったり、トラブルになって白紙解約になることもあります。
特に投資用として購入する方は、デメリットを仲介業者さんからきちんと説明されていないまま購入しているケースも多くあります。
後々もめないように、売却する際には再建築不可物件専門の不動産業者に相談しましょう。
再建築不可物件を一般の方に売却する場合、メリットもデメリットもあります。
特にデメリットについて知らず、後々トラブルに巻き込まれてしまう方もいらっしゃいます。
一般の方に売却するメリット・デメリットをよく考えて誰に売るのがベストか判断しましょう
1-2-2.再建築不可物件を一般の方に売却するメリット・デメリット
再建築不可物件を一般の方に売却するメリットは高く売れる可能性があることです。
ごくごく稀に、投資家の方が再建築不可物件を購入することがあります。
最近は、再建築不可物件の投資セミナーもあって、少しずつ人気が出てきています。
逆に再建築不可物件を一般の方に売却するデメリットは、「売却が難しい」「トラブルになる可能性がある」「契約不適合責任がある」という事です。
セミナーでは「再建築不可物件を購入するリスク」がほとんど説明されていない事があります。
そのため、結局再建築不可物件の意味もよくわからず買った方から「重要事項説明が不十分だったから解約したい」という相談を受けることが多くあります。
また、再建築不可物件は、ほとんどの場合銀行ローンが利用できない為、「現金による売買」か「ノンバンクからの融資」などに限られます。
ローンが利用できない為買えない方が多く「なかなか買い手が付かない」
良く分からないまま購入した方と「後々トラブルになることも少なくない」という点に注意しましょう。
1-2-3.再建築不可物件を一般の方に売却する際のよくあるトラブル
不動産業者の中には「再建築不可物件」のノウハウや知識が無い会社も存在するため、重要事項説明で説明すべき点を「聞いていなかった」と買主さんから言われることもあります
また、「契約不適合責任がある」という点については、不動産の引渡しから3か月は基本的に「主要構造部や雨漏り、白アリなどの知らなかった瑕疵について、買主さんに対して補修などの義務を負わなければならない」という決まりがあります。
そのため、「契約後、雨漏りが見つかって補修に100万円かかった」「シロアリ駆除に50万円請求された」そんなご相談を受ける事もたまにあります。
契約不適合責任については免責にする事も可能ですので、売却の際は注意しましょう!
1-2-4.再建築不可物件の売却でトラブルにならない為に
以上の理由より、再建築不可物件を売却するには、次項で紹介するような「再建築不可物件の取り扱いが得意な不動産業者」や「再建築不可物件の買取業者」に”売却の依頼””や”買い取り”をお願いするのがベストです。
1-3.不動産業者に買い取って貰うメリットとデメリット
1-3-1.不動産業者に再建築不可物件を買い取って貰うメリット
不動産屋に不動産を買い取って貰うメリットは幾つかあります。
- 直ぐに現金化できる
- トラブルにならない
- 基本的に契約不適合責任を負わないで大丈夫
また、再建築不可物件の買取業者の中には物件によって「一般の方に売却するより高い価格で買取する」買取業者もあります。
物件によって高く売れるのもそうですが、兎に角面倒な事になりたくない場合、不動産業者に買い取って貰う事が一番です。
1-3-2.不動産業者に再建築不可物件を買い取って貰うデメリット
不動産業者が買い取るデメリットは、面倒が少ない分価格が安くなることがあるという一点につきます。
ただ、前述しているように建物の劣化が激しかったり、残置物が多い場合などは、一般の方に売るより不動産業者に買い取って貰う方が高い事もあります。
一般の方は最初の見た目を重視する傾向にありますので、建物の劣化が激しかったりした場合、不動産業者に買い取って貰う事をお薦めいたします。
2.再建築不可物件の取り扱い可能業者【横浜・川崎・城南編】
- 2-1.再建築不可物件を一般の方に売却する方法
- 2-2.ドリームプランニング【再建築不可買取業者①】
- 2-3.ボンズコーポレーション【再建築不可買取業者⓶】
- 2-4.朝日土地建物【再建築不可買取業者③】
2-1.再建築不可物件を一般の方に売却する方法
再建築不可物件を一般の方に売却するには、下記で紹介する”再建築不可物件の売却を得意とする業者”に売却を依頼する必要があります。
再建築不可物件は不動産業者によって取り扱っていない会社も多く、
経験や知識が必要なため、得意な不動産業者にお願いしないとトラブルに巻き込まれてしまう事もありえます。
最近では再建築不可物件の売買をするセミナーを不動産投資会社が開いていたりしますが、そこで不動産を売却した際に「シロアリの調査をしていなかったため、後々50万円請求された」という方もいらっしゃいました。
このようなこともあるため、業者選びには細心の注意を払い、不動産業者を選定するようにしましょう。
2-2.ドリームプランニング【再建築不可物件買取業者①】
当サイト”URUHOME”を運営する「株式会社ドリームプランニング」は、首都圏を中心に全国で再建築不可物件、底地・借地、市街化調整区域、オーナーチェンジ物件等、とにかく売却しにくい「ニッチな不動産」を専門で扱っている横浜の不動産業者です。
2005年創業の不動産会社で、特に東京・神奈川の再建築不可物件の買取には力を入れてまいりました。
「どんな物件も再生する」をモットーに”借地の再建築不可””他人地を通る再建築不可物件””再建築不可物件の底地”など「複雑な要素が多すぎて他社で断れれた案件」でもかなり積極的に買取しております。
他では扱わないような物件を専門で扱っているため、「どのようにしたら所有している不動産を再有効利用できるか」「高値で売却を出来るか」をドリームプランニングに売却相談をするお客様に詳しくご説明しております。
再建築不可物件については「個人投資家の方に直接売却」「ドリームプランニングにて買取し賃貸」「リフォームして販売」など、様々な活用方法や独自の売却のノウハウがあります。
採算度外視で高値買取、ご売却の提案をさせて頂いておりますのでお気軽にご相談下さいませ。
とにかくどこか一社、詳しいところに一度相談してみたいという方は
取り合えず「ニッチな不動産」で有名なドリームプランニングにお任せくださいませ。
2-3.ボンズコーポレーション【再建築不可物件買取業者⓶】
ボンズコーポレーションは横浜市中区、西区、南区に強い不動産業者です。
再建築不可物件にも強く、買取も行っております。
社長は長年横浜の不動産屋に居たため、地元横浜の条例などにも詳しく、親切かつ丁寧な接客で地元でも人気の不動産業者です。
関内駅からアクセスのよい立地にありますので、再建築不可などでお困りの不動産があれば相談してみるとよいと思います。
2-4.朝日土地建物株式会社【再建築不可物件買取業者③】
横浜市営バスの派手なラッピングバスで有名な朝日土地建物株式会社ですが、実は再建築不可や底地、借地などの取扱件数も多い不動産業者です。
再建築不可については、最適なアドバイスで最も良い売却方法を提案してくれるので、心強い味方になってくれるはずです。
販売会社としてのイメージが先行しておりますが、実は売却も得意としている業者です。
お困りの不動産があれば相談してみるとよいかもしれません。
3.再建築不可物件の高値買取業者【横浜・川崎・城南編】
再建築不可について相談は可能でも、買取を行っている業者はあまり多くありません。
どこが買取を行っているかも、ほとんどの方が知らないのではないでしょうか。
担保評価も低いため流通性が低い再建築不可物件ですが、買取を行っている不動産業者も幾つかありますので、今回は3社を厳選してご紹介いたします。
前述している通り売却の際にトラブルにならず、場合によって不動産業者に買い取って貰った方が高い事もあります。
どこも無料査定を行っているため、一度買取相談してみましょう。
3-1.ドリームプランニング【横浜・川崎・都内城南地区、再建築不可物件買取業者①】
当サイト”URUHOME”を運営する[ドリームプランニング]は 買取査定は最短20分、現金化まで最短2日のスピード査定、スピード買取が売りです
お客様の引き渡し希望条件(残置物残し、境界確定なし、契約同時決済、引渡日の調整など)についても柔軟に御対応させて頂き、完全利益度外視で高値買取をさせて頂いております。
2005年の創業以来、ニッチな不動産に特化しています。
特に、再建築不可物件の買取には強く、横浜、川崎、東京都内での買い取り実績は業界トップクラス。
理由は、高値買取出来る理由は一般投資家や居住用の方へ直接売却するノウハウがある為です。
創業より長年再建築不可物件等の訳アリ物件を扱ってきた為、投資用として購入を希望されているお客様を多く抱えていることが、高値買取を可能にしております。
訳アリ、癖アリ、難あり物件一筋の「株式会社ドリームプランニング」は横浜市内を中心に他社でお断りされた不動産を即断即決で買い取っております。
色んな会社に相談するのは面倒くさいという方は
「ニッチな物件の買取」で有名な”株式会社ドリームプランニング”におまかせ下さいませ
3-2.横浜ユニオン【横浜・再建築不可物件買取業者②】
株式会社横浜ユニオンは横浜市金沢区や磯子区、港南区を得意とする不動産業者です。
若い社長が親切丁寧に不動産売却のご相談に乗ってくれます。
買取実績も豊富ですので、一度相談してみてはいかがでしょうか。
3-3.NEXT ONE【横浜・再建築不可物件買取業者③】
NEXT ONEは横浜市都筑区の不動産業者で、センター北の駅前にあります。
代表は横浜の大手不動産業者の店長を務めていたこともあり、知識も豊富です。
港北ニュータウン周辺の物件については、相談してみると良いかと思います。
再建築不可物件の買取は扱っている不動産屋も少ないため、専門業者に依頼しましょう。
一度相談してみてフィーリングの合う不動産屋にお願いする事をお勧めいたします。