株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:髙橋樹人)が運営する不動産のお悩み解決サイトURUHOME(ウルホーム)では、お住まいに興味関心を持つ方(有効回答数:500名)を対象にアンケート調査を実施しました。
今回は「海の見える物件」「自然豊かな物件」について、独自調査の結果を発表します!
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開しているURUHOME(ウルホーム)のURL(https://uruhome.net/sea-and-forest-life/)へのリンク設置をお願い致します。
弊社への掲載許可は不要です。
【調査概要】
〇調査対象-「お住まいのことに興味・関心を持っている方」
〇有効回答-500名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年7月15日~7月17日
海の見える物件、住んでみたい?
まずは、海の見える物件に住みたいか確認したところ、2/3近くの方が住みたくないという結果でした。
それぞれの回答のコメントを見ていきましょう。
<海の見える物件に住みたいコメント>
「海の見える景色は最高だ。(60代・男性)」
「ただ海が好き。確かに潮風で家や車が傷むのかもしれないが、遠くから海が見えるだけでもいい。(50代・女性)」
「住んでいるだけで癒される感覚がある為(30代・男性)」
住みたいという方の多くは、とにかく海が好き、憧れがあり、デメリットを超えるメリットがあると考えられている方が多いようです。
<海の見える物件に住みたくないコメント>
「賃貸物件なら住んでも良いと思いますが、一戸建ては潮風等の維持が有り、厳しいです。(40代・男性)」
「実際に住んでいたことがあるが、イメージは非常にいいが、実際に住むと沿岸部ならではの不便が目立つ(30代・男性)」
「地震や津波など自然災害が怖いので海のそばには住みたくありません。(70代以上・女性)」
「海は大好きなので海の見える物件に住みたい気持ちはあるが、それ以上に津波の被害に遭うことが怖い。(30代・女性)」
住みたくないという方の中には、「海は好きだけど住みたくはない」といった、好きと実際に住むは違うという現実的なコメントや、「津波や塩害が気になる」という内容のコメントが目立ちました。
近年多発している地震による津波の影響を気にされている方が多く居る事が分かります。
<どちらとも言えないコメント>
「潮風や津波があるので定住はしたくないですが、ちょっと住んでみたいです。(40代・男性)」
「海は好きですが、アンケートに記載してるようなデメリットの方が大きく感じてなんとなく住みたくないという感じです(40代・女性)」
「きれいな海が見えるのは素敵だが、自然災害や塩風による塩害などデメリットも大きそう。(40代・男性)」
どちらとも言えないという方は、海が好きで住んでみたいけど、デメリットもあるので天秤にかけると何とも言えないと考えている方が多く見受けられます。
海の見える物件、住んでみたい理由と住みたくない理由は?
1位は「潮風で家や車が傷む」41.2%
★ 1位:潮風で家や車が傷むから住みたくない 206名(41.2%) ★
海の見える物件に住んでみたいですか?
調査したところ、最も多い回答が「潮風で家や車が傷むから住みたくない」というものでした。
いわゆる塩害は非常に深刻で、皆さんのコメントからもそれが痛感できます。
<1位・潮風で家や車が傷むコメント>
「一度住んだことがあるので、もういいです。本当に傷みます。(50代・女性)」
「賃貸物件なら住んでも良いと思いますが、一戸建ては潮風等の維持が有り、厳しいです。(40代・男性)」
「実際に住んでいたことがあるが、イメージは非常にいいが、実際に住むと沿岸部ならではの不便が目立つ。(30代・男性)」
「祖父母の家が海のすぐ近くで、いろんなものがすぐに湿気で傷んだり、錆に悩まされているのを見てきたため、海辺は避けたい。(40代・女性)」
「景色は良いかもしれませんが、家のメンテナンスが大変そうです。潮風が来るようなところには住みたくないです。(50代・男性)」
潮風で家や車が傷むとメンテナンス費用が大きな負担になるため、実際に住む時にはそれも含めた予算が必要になるでしょう。
2位は「津波が怖い」38.6%
★ 2位:津波が怖いから住みたくない 193名(38.6%) ★
東日本大震災の惨禍を目の当たりにした日本人にとって、海と津波は切っても切れないものとなってしまいました(元からそうですが、再認識させられたという意味で)。
大自然の猛威を前になすすべなく呑まれていった家屋や人命。その教訓は10数年を経てなお生き続けています。
<2位・津波が怖いコメント>
「地震による津波の状況をテレビで観てから海のそばには絶対に住まないと決心しました。海は好きですが、ときどき遊びに行く程度で十分満足です。(60代・女性)」
「地震大国日本なので、やはり津波が最も怖いので住みたくないです。(30代・男性)」
「東日本大地震で怖い経験をしたため、海に良いイメージがなくなったため(30代・女性)」
「東日本大震災で被災しているので(50代・女性)」
「東日本大震災の津波の被害にあった現場を見たことがあるので、住みたいとは思わない。(50代・男性)」
海が見える物件に住みたいという方でも、やはり津波は意識していて、その脅威は日本人の心に深く刻み込まれているようです。
3位は「景色がいい」22.0%
★ 3位:景色がいいから住みたい 110名(22.0%) ★
塩害や津波は気になるけど、それでも開放的なオーシャンビューは高い人気があります。
皆さんのコメントを見てみましょう。
<3位・景色がいいコメント>
「すぐ近くではなく、遠くに水平線がみえるくらいの距離(高いところ)に住みたいです。やはり海の近くは津波が怖いのでできれば避けたいです。(30代・女性)」
「景色が綺麗だとすぐリフレッシュできそうだから。(20代・女性)」
「母の実家が海が近くて大好きだったので、海沿いの田舎町の雰囲気が好きです。(40代・女性)」
「景色に癒されたい。海の香りを感じたい。(30代・女性)」
「景色がいいから住みたいのは、日の出と日の入りを見るのが何となく好きだからで、幻想的で気分が落ち着くからです。(50代・男性)」
どこまでも広がる海と空、そして爽やかな潮の香り。長く住むには大きなコスト負担やリスク対策が必要になりますが、海の見える生活に憧れる気持ちはよく分かります。
4位は「潮風や湿度でベタベタ」21.2%
★ 4位:ベタベタするから住みたくない 106名(21.2%) ★
言うまでもなく海には多くの水があります。その湿気が潮風に乗ってまんべんなく吹き付けられるため、海の近くは大抵いつもベタベタです。
あちこちカビるし、塩分との相乗効果でサビもひどくなってしまいます。海の近くで暮らせば、不快感と損耗をダブルで引き受けなければなりません。
<4位・ベタベタするコメント>
「潮風でベタベタしますし洗濯物に砂が付着して嫌ですし日本は地震国なため津波が危険なため住みたくありません。(40代・男性)」
「湿気やカビの対応に時間と労力を割きたくない。(30代・女性)」
「湿度が高いのは苦手だから。(20代・女性)」
「潮風でベタベタになるので絶対、住みたくないです。(40代・女性)」
「地震が来た時に津波の心配をしないといけないし、洗濯物もべたべたするから住みたくはない(40代・女性)」
せっかく洗濯しても外に干せば潮風でベタベタ。何のために洗ったのか分からなくなってしまいます。
湿気が高ければ不快感も強まりますし、蒸し暑さへの対策も必要になるでしょう。
5位は「海が好き」20.4%
★ 5位:海が好きだから住みたい 102名(20.4%) ★
色々なデメリットはあるけれど、それでもやっぱり海が好き。だから海の見える物件で暮らしたい。そんな強い思いが寄せられていました。
<5位・海が好きなコメント>
「一度は海の近くに住みたい希望はありました。(50代・男性)」
「潮の香りが好きなのと、海が好きで海で仕事をしていたこともあるので住んでいる家から海が見えたらいいだろうなと感じます。(30代・女性)」
「海の波の音を聞いていると心が穏やかになる気がするので、憧れます。(30代・男性)」
「海の見える街に住むのが憧れでもあるため住んでみたい また、海が近いことで釣りなどのレジャーを気軽に楽しめるため(20代・男性)」
「綺麗な景色を見て生活するのはQOL向上になりそう。毎日が楽しそう。(20代・女性)」
筆者も海の近くや海の上で暮らしていたことがありますが、決して悪いことばかりではありません。時には美しい景色を堪能し、爽快な気分になることもありました。
諸々のリスク対策を講じた上で、一度体験してみてもいいのではないでしょうか。
豊かな自然に囲まれた物件に住んでみたいですか?
こちらは、2/3以上の方が、豊かな自然に囲まれた物件に住みたいという回答でした。
ある程度インフラが確保できていて、都心までのアクセスが良好であれば、自然豊かな環境に移住することへの憧れがあるようです。
以下、それぞれのコメントを見ていきましょう。
<豊かな自然に囲まれた物件に住みたいコメント>
「田舎で自然に囲まれながら生活したい。(50代・男性)」
「都会の利便性がないところには住みたくないので、大都市圏の周辺の地方中核都市迄が良い(60代・女性)」
「車無しで生活できるレベルの田舎なら住んでみたい。だけどコンビニに行くのも車が必要な田舎は無理。(40代・男性)」
「インフラさえ整っていれば人口の少ない田舎が良いです、都会は人口が多く喧騒などで落ち着きませんし物価も高いので田舎が良いです。40代・男性)」
「豊かな自然に囲まれた物件に住みたい」という方の多くは、インフラが確保されていて、ある程度便利な環境であることを条件として住みたいという方が多く、無条件に田舎に住みたいという方はあまり見受けられませんでした。
<豊かな自然に囲まれた物件に住みたくない>
「ここ最近、野生動物の出現も頻発しているので、全然魅力を感じていない。(40代・女性)」「虫は完全NG窓開けれないから住みたくない。(40代・男性)」
「虫が多そうで嫌だ(40代・男性)」
「田舎はやはり自然は多いが 害虫や都会では無縁な虫に悩まされるから 都会がいいです(50代・女性)」
「自然豊かな環境に住みたくない」という方の多くは、虫が嫌いという回答が多く、最近の野生動物の出現を気にされている方も見受けられました。
<どちらとも言えないコメント>
「実家が山の上にあり、お店までは車がないといけない距離で虫も野生の動物も現れるところです。都心部に出やすく、買い物も困らないくらいの田舎なら住めます。(30代・女性)」
「程度次第。シカやイノシシ、タヌキ類はちょっと…ですね。(50代・女性)」
「都会へのアクセス次第です。都会まで近ければ住んでみたいです。(30代・男性)」
「インフラが整っていれば田舎でいいが、現在便利のいい都会に住んでいるので少し田舎になつかしい気持ちがある。田舎ならイオンが近くに欲しい。(30代・女性)」
「豊かな自然に囲まれた物件に住みたいか、住みたくないかどちらとも言えない」という回答をされた方については、都心までのアクセスが良いか、買い物に困らないかなど、どの程度の物件かによるという回答が多い傾向にあります。
やはり実際に物件を見て体感してみないと何とも言えないけど、「程度次第では住んでみたい」という方がほとんどでした。
豊かな自然に囲まれた物件、どんな物件なら住みたい?
次に、豊かな自然に囲まれた物件で、どのような条件だったら住みたいか、住みたくない方には、なぜ住みたくないか聞いてみました。
1位は「インフラが充分ならOK」50.2%
★ 1位:インフラが整っていれば住んでみたい 251名(50.2%) ★
自然豊かな物件に住む上で、過半数の方がインフラを重視していました。
実際の暮らしに不便がなければ、自然豊かな方が心身の健康によかろうという考えによるものでしょう。
<1位・インフラが充分なコメント>
「インフラさえ整っていれば豊かな自然に囲まれた暮らしをしたいです、都会みたいに喧騒が無く静かに暮らせるので非常に魅力を感じます。(40代・男性)」
「車無しで生活できるレベルの田舎なら住んでみたい。だけどコンビニに行くのも車が必要な田舎は無理。(40代・男性)」
「元々農村の出身なので自然に抵抗がありません。そこそこ現代的な生活が営めるなら少々の不自由はあっても、なるべく自然に囲まれている方が心身の健康には良い気がします。(50代・女性)」
「何にもない本当の田舎暮らしは無理だと思うけれど、インフラが整っていて、都会へのアクセスもいいなら良いと思う(50代・女性)」
「上下水道、電気、ガス(プロパンでも可)が通っていて、高速のネットが使えて、車なしでも生活できるなら、自然がある方が嬉しいです。(50代・女性)」
自宅の電気・ガス・水道・通信環境はもちろん、周囲に買い物や病院、役所など生活に必要な施設もそろっていれば快適に暮らせますね。
2位は「都会へのアクセスが良好ならOK」40.8%
★ 2位:都会へのアクセスが良好なら住んでみたい 204名(40.8%) ★
ふだんは自然の中で暮らしながら、必要な時にはすぐ都会へ出られる環境は快適ですね。
イメージ的には公共交通機関を使って1時間程度で都市部へ出られる感じでしょうか。
<2位・都会へのアクセス重視なコメント>
「空気が綺麗なところはとても魅力的に思うので、都会へのアクセスが便利であれば住んでみたいと思います。(40代・男性)」
「車がないので都会へのアクセスが良好である事は暮らす上では必須条件です。(50代・男性)」
「自然に囲まれた環境で住むほうが、心身の健康にもつながりそう。ただし都心部へのアクセスもある程度しっかりとあったほうがいい。(40代・男性)」
「都心部に電車すーっと行けるなら良いと思います(50代・男性)」
「適度な自然と静けさがあり、都会にアクセスが良好ならば住んでみたい。(40代・女性)」
アクセスさえ良好ならば、豊かな自然と都市の快適さを両方いいとこどりできますね。
3位タイ「家の中さえ快適ならOK」23.6%
★ 3位タイ:家の中さえ快適なら住んでみたい 118名(23.6%) ★
続いて多かったのは、自宅の中が快適であれば暮らしのほとんどを完結できるから問題ないという意見でした。
完全在宅ワーク&インドア派の方にはうってつけの環境かも知れません。
<3位タイ・家の中が快適なコメント>
「ネットさえ繋がれば何とかなります。(30代・男性)」
「家の中が通信環境や居住空間など居心地がよければ自然の中でも全然OKです。(30代・男性)」
「家の中が快適で、生活に支障がないなら住みたい。(30代・女性)」
「虫が来るのは嫌だけれども、家の中が快適なら、外で自然を感じるのはいいと思う。(20代・女性)」
「家の中が快適で、都会にアクセス等がしやすいのであれば住んではみたいです。(40代・男性)」
これで宅配・訪問サービスも充実していれば、もう言うことなしですね。
3位タイ「野生動物や虫が苦手だからNG」23.6%
★ 3位タイ:野生動物や虫が苦手だから住みたくない 118名(23.6%) ★
しかし自然が豊かであれば、そこには多くの生き物たちが棲息しています。
かわいい野ウサギやキレイな蝶々だけではなく、いわゆる害虫や害鳥、害獣もまた自然の一員として自宅の周りを闊歩しているかも知れません。
<3位タイ・野生動物や虫が苦手なコメント>
「虫が家に入ってくるのがすごく嫌だし、鳥や動物の鳴き声もうるさそう。(30代・男性)」
「虫が多そうで不便そうなので自然に囲まれた物件は住みたくありません。(30代・女性)」
「田舎暮らしの経験があるので、とにかく虫や獣がたいへんだったので。苦手というほどではないけどそれにしてもたいへんなので。(40代・女性)」
「田舎に住むのは構いませんが、自然の中に暮らすのは嫌です。虫が苦手なので夏場は発狂すると思います。(40代・男性)」
「虫などと共存はできないな、と思いました。(40代・女性)」
圧倒的に多かったのが「虫が苦手」という意見。窓を開ければバンバン飛んでくるし、夜の灯りにビッシリ蛾がたかっている光景は、なかなかのトラウマものです。
まさに大自然の洗礼といったところでしょうか。
5位は「物価が安ければOK」19.2%
★ 5位:物価が安ければ住んでみたい 96名(19.2%) ★
自然が豊か≒地方は物価が安いというイメージがあります。
実際にはそうでもないケース(例:コンビニ商品や僻地など)も少なくありませんが、地域や商品によっては物価が安いこともあるでしょう。
<5位・物価が安いコメント>
「物価が高いので安ければその方が良いです。(40代・男性)」
「現実的な点を考えると家賃・物価が安く、インフラさえ整っているならば住んでみたい。(30代・男性)」
「最近の物価は高くなる一方、なので物価が安い場所が良いです。(60代・男性)」
「家賃次第。(50代・男性)」
「価格が適正であれば(20代・男性)」
不動産人気の低い地域であれば、家賃は安くすみますね。
固定費をおさえるのは家計管理の基本ですから、コスパよく自然の恩恵を享受したいですね。
まとめ
今回はお住まいについて興味関心のある方500名を対象にしたアンケート調査の結果を発表してまいりました。
皆さんは海の見える物件や自然豊かな物件に住んでみたいと思いますか?
ドリームプランニングでは、これからもお住まいに関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考にしてください。
■ニッチな不動産のお悩み解決サイト「URUHOME(ウルホーム)」について
URUHOME(ウルホーム) https://uruhome.net は一般的に売却が難しいニッチな不動産(いわゆる負動産)に関するお悩み解決コラムを発信するサイトです。またニッチな不動産の無料査定や売却相談も行っております。
■株式会社ドリームプランニングについて
株式会社ドリームプランニングは「横浜から世界一を目指す」「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」社是にもとづき、空家マッチングサイト(不動産SNSウチカツ)の運営や、負動産再生を通じて日本の社会課題に取り組んでいる不動産ベンチャーのパイオニアです。
■会社概要
社名 :株式会社ドリームプランニング
所在地 : 〒231‐0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜ビル10F
電話番号 :045‐641‐5480
代表者 : 代表取締役 髙橋樹人(たかはし たつひと)
設立 : 2005年7月
URL : https://dream-plan.com/