不動産投資の際の金利【メガバンク、地銀、信金、日本政策金融公庫、その他金融機関、それぞれの特徴と金利】

「不動産投資の金利の相場は何%?」

「各金融機関の金利はどのくらい?」

各金融機関のそれぞれの特徴は?

そんな方に、不動産投資に詳しい「URUHOME」が解説します。

著者情報

【各金融機関】不動産投資の際の金利with image|URUHOME

高橋 樹人

法政大学工学部建築学科卒、フリーカメラマンを経て、某中堅不動産仲介業者で7年勤務、成績優秀者賞等を受賞、月間最高売り上げ1800万円。退社後、株式会社ドリームプランニングに入社、底地、借地、再建築不可、市街化調整区域内の土地など、特殊な土地の売買を多く手掛ける。2020年8月より代表取締役に就任

著者が経営する「株式会社ドリームプランニング」は、日本全国の再建築不可物件や底地・借地などの特殊な不動産を専門的に扱う為、多数の相談を頂いてまいりました。

当サイトURUHOMEは、私達の積み上げてきたノウハウが不動産のお悩みを抱えていらっしゃる方々の問題解決に少しでもお役に立てればと思い、「ニッチな不動産のお悩み解決サイト」として立ち上げたものです。


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1.メガバンクの金利と特徴

1.1%前後の低金利

今回ご紹介する金融機関の中でもメガバンクと呼ばれる、みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行の金利は低く1%前後を推移しています。

しかし、低い分審査が厳しいと言われています。物件の立地や築年数、利回りなどが厳しく審査されます。

2.全国どこでも審査可能

もう一つの特徴として、購入者や物件の場所に限定されず、全国のどこの物件についても審査対象になります。

2.地方銀行の金利と特徴

1.1%~3%の金利

エリアや各銀行によってばらつきがありますが、地方銀行の金利は1%~3%を推移しています。審査難度や金利はメガバンクに比べると審査は緩いけど金利は高くなります。

2.地域密着の特徴をもつ

多くの地方銀行はその所在地近辺に居住している者か近辺の物件を購入する場合などという条件があります。

3.信用金庫・信用組合の金利と特徴

3-1.1%半ば~2%後半の金利

地方銀行とあまり大差がない金利で、1%半ば~2%後半が多いです。審査難度や金利は地方銀行とだいたい同じと思っていただいて構いません。

信用金庫によっては、融資条件に購入するエリアが決められている場合もありますので注意しましょう。

4.日本政策金融公庫の金利と特徴

4-1.金利1.2%~2%の低金利

日本政策金融公庫は財務省所管の政府金融機関です。金利は安く1.2~2%ぐらいです。

物件以外の部分(事業性など)も審査するというメリットもあります。

4-2.女性や高齢者におすすめ

借入期間は通常10年ですが、女性や高齢者への優遇措置があり借入期間が15年に延長することも可能です。

ただし、審査に関する交渉も、不動産を購入する本人が行わないといけないという点が他の金融機関と異なります。

5.ネット銀行・ノンバンク系の金利と特徴

5-1.やや高めの金利2%~

近年増えてきたネット銀行の中には、不動産投資(アパートローン)に力を入れてきているところもあります。特に東京スター銀行やオリックス銀行の名前を一度は耳にした方もいるとは思います。金利はだいたい2%~ぐらいが多いです。金利は他の金融機関よりもやや高いが審査難度は緩いです。

繰り上げ返済が無料のところもあるのがメリットの1つです。

ネット銀行以外では、日本全国対応可能な不動産担保融資のジェイ・エフ・シーがあります。最短3日で融資が可能なスピーディーなノンバンク企業です。

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不動産担保融資のジェイ・エフ・シー

近年、ネット銀行が増えてきましたが、メガバンクなど従来の金融機関もネットからの申し込みで金利が下がるところもあるので、選択肢が増えるのは投資家の方々にとってはいいのかもしれませんが、初めての方はしっかりと調べることが大切です。